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営業外損益と経常利益

カテゴリ: ア行

 

営業外損益は、継続的に生じるが本業とは直接関係のない損益と考えるとわかりやすい。営業利益から営業外損益を除くと経常利益となる。

 

例えば、本業とは関係のない投資用不動産を保有している場合、その投資用不動産から得られる賃料収入は営業外収益、投資用不動産の運用に必要な経費は営業外費用として計上される。また、借入金に対する支払金利も営業外費用に計上される(借入金は事業に直接関係していると考えることもできるが、そのような区分になっている)。

 

経常利益は、本業の損益と、本業外の経常的な損益を合算したものである。したがって、本業に関係あるなしに関わらず、借入金への支払金利も考慮して、ある会社がどれだけ儲けたかを表すのが経常利益である。日本では、経常利益を重要な経営指標としている会社が少なくない。

 

なお、本業とは別にイレギュラーに生じる損益、特に額が大きなものは、特別損益に分類される。営業外損益と特別損益の区分は画一的に決まっているわけではないので、会社の事業内容や経営状況とあわせて、それぞれに何が含まれているかは慎重に確認する必要がある。経理担当者や会計士はある損益を営業外損益と特別損益のどちらに分類するか頭を悩ます必要がある(かもしれない)が、一般のビジネスパーソンが区分を気にする必要はない。

 

(執筆 Y.F. 最終更新日 2017年8月7日)

 

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