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尖った人を活かす

カテゴリ: キャリア・教育 作成日:2016年11月06日(日)

友人と、「ある不自由が障害とされるか否かの境は曖昧なのではないか」という会話が先日ありました。例えば、私は目が悪いので、眼鏡がなかったならば、動体視力が大事だった時代には「障害者」という位置づけになっていたかもしれません。しかし、眼鏡があるので、何の不自由なく生活し、時に旅先で遠くの絶景を楽しむこともできます。技術が変われば、あるいは社会の豊かさが変われば、ある不自由は障害ではなくなり、あるいは一般に不自由とみなされていたことは個性として強みにすらなりえます。

 

この話に関連して、「個性が強い人は変な人が多い」ということを思い出しました。実例を公の場でお話しするのはやや差し障りがありますので(笑)、たまたま今ハリーポッターの音楽が流れているのでこれを例にすると、ハリーは結構しょうもない少年だと私は思います。だいたい、大人のアドバイスに従わないで酷い目にあったり、それだけならまだしも、無鉄砲な行動で仲間を危機に陥れたり。物語だから(!?)結果オーライなので問題ないわけですが、その行動だけを見たらなかなかの問題児です。しかし、彼はヒーローだから、その彼の無謀さすらも「ハリーは勇気がある」「他の人にはできないことを成し遂げる何かがある」と評価されるわけです。彼が主役のヒーロー以外だったら、評価されないこと請け合いです(余談ですが、成功する起業家というのは、ハリーのように無謀で周囲に迷惑をかける人の方が多いように思います)。

 

現実に、「この方は、おそらく他のことをやったらまったくダメだろうけれども…この分野については本当に凄い」という方を、私は何人か知っています。それは、難しいことではなく、例えば私の会社であれば…と、本人に直接話している内容ではありますが、やはりここで実例をあげるのはやめておきます(笑)。言えることは、個性を活かすとはそんなに難しいことではなく、身近にあればとても自然だということ。そして、個性を活かすためには、寛容さが必要だということです。個性のある人は偏っていることが多いので、「それもいいんじゃない」と大らかな気持ちを持っていないと周囲がストレスを感じることになります。

 

「尖った人を活かす」とは、古くて新しいテーマです。尖った人を活かすことは、本人のためにも、周囲のためにも、社会のためにもなります。政治や経営の立場からも、是非この問題を考えていただきたいと思います。

 

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