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ひふみ投信の誠実さと投資の大切さ

カテゴリ: 会計・ファイナンス 作成日:2017年02月17日(金)

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昨日、カンブリア宮殿でひふみ投信(会社名はレオス・キャピタルワークス)の藤野さんがご紹介されていました(こちらで1週間は見ることができるようです)。藤野さんの情報発信はチェックさせていただいており、テレビの放映でもそうでしたが、常日頃より(僭越ながら)誠実に運用の仕事に取り組まれている素晴らしい方だと思っています。

 

藤野さんが運用されているひふみ投信の基本的な投資手法は、地方のまだ知られていない成長企業を、足で情報を稼いで発掘してリターンをあげるという考え方です。教科書的に言えば、まず中小型株は大型株と比較して非効率なので知恵によりリターンを出す余地が大きく、加えて他の投資家は行っていないナマの情報と経験に基づく投資眼で景気の波ではなく自助努力で成長する会社を選び出すことで、リターンの確度を上げているということかと思います。

 

加えて、この会社は独立系であり直販投信であるという点も大きな特徴です。直販をベースに、自社の考え方を理解してくれる証券会社や銀行と販売の提携を行っていると理解しています。私は、できるのであれば、お客様に自分で直接商品を販売することが重要だと思っています。これは、私の1社目の会社での経験によるところも大きいのですが、まず、直販ですとインセンティブのねじれが生じません。製販を分離した場合、作る人と売る人の利害は往々にして不一致なので、販売をうまくコントロールできずに思ったような商品企画もできないということがまま生じます。加えて、直販ですと顧客が直接見えます。顧客と直接やりとりをすることで、顧客が何を求めているかもわかりますし、自社の商品の何が顧客に評価されているかもわかると思います。レオスは、販売会社経由での販売も多いと思いますが、投資家への説明会や懇親も多く開催されている印象があります。

 

最後に、ひふみ投信は正しく投資をしてリターンを上げることが世の中のためになるという強い信念を持っていらっしゃいます。これも、教科書的ではあるのですが、その信念をビジネスとして貫くのは容易なことではなく、素晴らしいと思います。授業でも必ずお話しするのですが、個人投資家が株式投資をするということは、経済の民主化だと、私は考えています。会社が儲ければ、それは株主の利益となり、それは結局は私たちの利益であるということです。ただし、やみくもに個人がお金を投じれば良いということではなく、きちんと良い会社を選び、また悪い会社は罰を受けるよう、規律的に投資をするプロも必要になります。この循環が太くなればなるほど、私はその国では経済の発展と国民の幸せが直結するようになると考えており、レオスはその一翼を担われていると思います。

 

偉そうに恐縮ですが、せっかくの機会でしたので、ひふみ投信と投資に対する私の基本的な考え方をご紹介させていただきました。投資は良いとき悪いときがありますので、一本調子に今後も順調とはなかなかいかないと思いますが、影ながらひふみ投信を応援させていただきたいと思っています。

 

そうだもうひとつ!番組中の「こういう会社は成長しない」というお話しで、「スリッパ履きの会社は成長しない」というコメントがありました。私、会社を作るときに、(優先順位は低いものの)土足禁止も悪くないかな~と、ちょっと思っていたのですよね。理由は、楽だからです(笑)。でも、テレビの中でのコメントでも「スリッパ履きの会社=公私混同したい会社」とお話しされていましたが、特に私の教育事業のように「お客様にオフィスに来ていただく」ビジネスでスリッパ履きは、会社に入りにくいし、プロ感にも欠けるから、やっぱり良くないだろうと思って結局やめました。スリッパとか、傘立てとか、そんなところで差が出るか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり経営者の気持ちというのは、会社の細かいところに出てくるのかなと思います。スリッパについては、技術型のスタートアップなどであれば、また受け止め方は違うとは思いますけれどもね。

 

最後に余談ですが、ここまで褒めておいてなんですが、私はひふみ投信に投資していません(汗)。なぜなら、起業中で、自分の資産をすべて現金にしているからです。しかし、年金でひふみ投信を購入しようと思っています。が!某個人型確定拠出型年金に申込をしたのですが、いつまでたっても手続きされたという連絡が来ません。某社さん、早くのお手続きを宜しくお願いいたします。

 

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